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先週に引き続き、彦根道の榑ヶ畑〜落合間をうろついてきました。
今回の目的は「三谷」「小谷」「トチビラ」などの探索です。 そもそもこれらの地名が、単なる小字なのか村落の名称なのかすらはっきりしないのに村落名だという前提でその痕跡を探す・・・などということ自体無謀な話ではあります。 榑ヶ畑のカーブのところでバリケード封鎖されています。
簡単に動かせるけどね 封鎖地点から支線分岐まですぐなので今回は歩きます。 毎度おなじみ、榑ヶ畑線分岐の「三谷」にやってまいりました。
「三谷」の看板の裏手は急な斜面で村があったとは思えません。
あったとしたら、支線左手の低湿地(地図中、黄色で塗りつぶした一帯)の中にあっただろうと思われます。 この時期、湿地を歩くなんぞヒルに餌を撒く行為のような気がしないでもないですが
いざ突入! と・・・苔むした立派な石垣が多数あります(地図中①の地点)。
写真ではわかりにくいですがこの場所では石垣が三層重なっており、その一層ごとに大きな家一軒分ほどの平坦地が確保されています。
ここには、村があったのかもしれません。そしてその村が「三谷」であったのではないかと。 次は「小谷」ですが、この看板は倒れて落ち葉に埋もれていました。 掘り出して立ててみたところ。 ここは名前の通り、小さな谷の出合にあります。看板の後ろに、家が3〜5軒程度なら建てられそうな比較的狭い平坦地が広がります(地図中②の地点)。
しかし「小谷」に関しては石垣さえもなく、痕跡は皆無でした。 そして「トチビラ」ですが・・・今回この看板すら発見できなかったので、位置は推定です(地図中③の地点)。
(上の写真は「e-konの道を行く」に掲載のものをお借りしました)
地図中④の地点には、鉄枠に反射板をはめ込んだような謎の標識がありました。
③の地点は谷沿いに広い平坦地が広がり、村を成すには適地であろうと思います。
また「板ノ原」と思われる地図中⑤の地点から下りてきた道沿いにあるのも村の存在をうかがわせる理由の一つです。 しかし、小谷同様痕跡は皆無でした。
結局、三谷以外は痕跡すら見つけられませんでした。秋になればもう少し発見があるかもしれません。 さて、時間もあることですし、ちょっと落合まで彦根道を辿ってみようと思います。 これで、榑ヶ畑〜落合〜入谷まで古道がつながりますし。 第一柾板峠です。
ここから10分も歩けば第二柾板峠。
落合です。
落合側の彦根道の始まりはここ。
昔の林道の、丸太を並べた橋のたもとを左の谷へと入って行きます。
この橋は腐っていて現在通行できません。 落合から柾板峠を経て支線まではおよそ30分程度です。
帰りに撮った谷と彦根道の様子
この時期、となりの大洞谷と同じようにヒルの巣窟です。ヒル対策は万全を期する必要があります。
帰り道、養鱒場まで来るとあまりの蒸し暑さと川の冷たさのせいで、見事な川霧が見られました。
おしまい |
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