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山中廃徊記

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去る3月25日に敢行された「榑ヶ畑~落合・彦根道ツアー」は、おおむね予定通りに終了しました。
しかし、一点だけ宿題が残っていました。柾板峠Bを越えてすぐ、落合への道から分岐して右手(西南)へ登って行く道があったのですが、セロ尾師匠に「この道はどこへ通じているのか」と聞かれて答えられなかったのです。

思い当たる候補はあったのですが、実際歩いてないので…
ということで、これを確認しに行ってまいりました。

まず地図を3枚ご覧ください。
①昭和32年発行の地形図
イメージ 1
②現在のもの
イメージ 2
イメージ 3

①の地形図、赤丸で囲った部分に点線路が描かれています。これも彦根道であり落合を経由せず最短距離で榑ヶ畑と男鬼を結んでいたものだと思われます。思い当たる候補というのは、この道のことです。

②は周辺の集落の位置関係を示しています。

③は②の緑部分を拡大した地図になります。

今回は、昭和32年の地形図に描かれているこの道を男鬼側から辿ってみたいと思います。
取り付きは、男鬼から落合に向かって右に県道17号が分岐する地点を過ぎて(地図的には県道17号に突き当たる地点を右折する、という表現が正しい)すぐ左側に小屋が建っている地点。
小屋の傍の比較的広い谷を辿ります。

分岐には「通行止め」の看板のみ。Aバリは片づけられています。
イメージ 4
これを見て、変態のみなさんは喜んで突っ込んで行くのでしょうが、騙されてはいけません。100mも走ればその先に道などございませんよ
素直に落合方に向かいますが、こちらも路肩が崩れてます。
イメージ 5
イメージ 6
ここを越えるとすぐ左手に小屋が見えます。
イメージ 7
この左側の谷を登ります。
イメージ 8
行ってみようという奇特な方のために、ピンクの布を縛っておきました。こちらからお入りください。
イメージ 12

例のごとく谷沿いの道は残っておりませんが、逆にどこでも歩けるので歩きやすそうなところを選んで登って行きます。

とは言え昨日の雨とふかふか落ち葉のおかげで、滑りまくり

歩き始めて20分ほど、標高差70mほど登ってきました。
すると…
イメージ 9
急に広い道が出現しました。古の彦根道の名残と思われます。
そして行く手には峠。たぶんあれは峠aと思われます。
イメージ 10

この峠は、素晴らしい佇まいでした。形も雰囲気も非の打ちどころがない。

イメージ 11


峠に着いたところで、次回につづく

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