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「庄野峠のハット〜前編・中河内まで」と「奥川並へ」の中で、私の不勉強のためおもに集落の位置関係において致命的な誤りがありました。
以下は、その訂正記事です。
今回おもに参考にさせていただいたのは、余呉町教育委員会編纂の
『高時川ダム建設地域 民族文化戝調査報告書』です。
①地図中「針川」「尾羽梨」「鷲見」の位置が間違っている。
②県道と尾羽梨林道の分岐から林道方面を撮ったこの写真の説明が間違っている。
①この記事にRKパパさんよりいただいたコメントへの返信の中で
「尾羽梨ダムの上流には尾羽梨集落がありました」としたのは、もちろん誤り。
尾羽梨は先にも書きましたが、285号との分岐付近にありました。
尾羽梨ダムの上流にあったのは名称不明の木地師の集落でした。
この集落が消滅した(江戸時代)いきさつには面白い話が『高時川ダム建設地域〜』に載っています。
②小原集落について、「廃村ではあるものの丹生ダム予定地より下流であるため水没しない場所でした。なので廃屋などが残っています。」と説明しておりますがこれも誤り。
これを教えてくれたのは、小原集落より500mほど下流の小原橋(仮)のそばに立っているこの看板の、ニューちゃんとダムダム君というビミョーなキャラたち。
彼らによると、小原橋(仮)よりさらに下流に建設されることになっていたようです。
お二人の説明では、堤高145m、天端は標高380m付近、堤頂長474mだそうで地図に落とすと数字的にも一致しました。
というわけで、小原は真っ先にダム湖に沈む集落でした。
以上が先の記事の訂正箇所です。
当該記事を直接修正するか多少悩みましたが、あえて修正しないことにしました。
さて、最近の地理院地図はなかなか面白い機能が備わっております。
今年3月から提供されているのが、任意の標高で色を塗り分ける機能。
これを使って、もし丹生ダムができていれば、どれほどの地域が沈むのか…というシミュレーションができるわけです。
天端の標高が380mというのはダムダム君が教えてくれました。もちろんそこまで水を溜めることはないでしょうが、仮に20m下の360m付近まで水を溜めるとどれほどの範囲が水没するのか。
水色が標高360m。奥川並集落とお地蔵さま、お墓はかろうじて水没を免れていますがそれ以外の集落はすべて水の底です。
ちなみにピンクは標高380mの場合。奥川並集落とその先の林道も水没ししまいました。北は半明集落にまで達しています。
以上、訂正させていただきます。 |
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