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山中廃徊記

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土倉鉱山 鉱滓ダム

昨日「紅葉ラーツーinホハレ@下見」の帰り道。少し時間がありましたので、土倉鉱山の関連施設に寄り道しました。
通称・横谷ダム、いわゆる鉱滓ダムの遺構です。
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地図を見て感じる違和感、二つの谷が合流する地点に広がる広大な砂礫地は以前から気になっていたものです。
セロ尾さんが訪問されプールのような施設を発見された話を聞いて、いろいろ調べてみるとここがいわゆる鉱滓ダムの遺構であるらしいことがわかったので、今回訪問してみたわけです。

旧303号線土倉谷出合から鉱山住宅跡方面の林道を辿る(木之本からは金居原の北、阿蘇竜神橋手前から右手の林道へ)と、このような小さな谷があります。
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手前には水路橋、奥には水門のようなものが見えます。
この左手に林道が付いているので辿ること数分でこのような施設が・・・
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これは「滲透水沈殿池」、鉱毒等を沈殿させ上澄みだけを河川に排出する設備のようです。

ここからさらに5分ばかり登ると、こんなコンクリートの壁があります。
「選鉱廃滓捨場・通称横谷ダム」と言われる設備です。
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この砂防ダムのような施設が、鉱滓ダムといわれるものでこの内側はいわゆるズリで埋め尽くされております。このような鉱滓ダムが数段積み重なっているわけです。
昭和50年の航空写真を見るとよくわかりますが、ここは最終的に4段になっており、最上段が地図中の広大な砂礫地となっています。
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横から見るとこんな感じです。
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『昭和31年 姉川、高時川水系の漁業に及ぼす鉱山廃水の影響調査』に掲載された非常に粗い写真の3-1,3-2図がそれなんですが・・・
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ちなみに第4図は林道からも見えるこれです。『滲透水排出水路』と言うそうです。
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ここでは、廃鉱から50年を経た今でも、滋賀県による水質調査が行われているのだとか。この鉱山を経営していたのが日窒鉱業、後のチッソであることを考えると仕方ないのかなと…
この日は時間の都合とクソ藪のおかげで、2段目手前で引き返していますが次回は一番上の広場まで行ってみたいと思います。
土倉鉱山にはまだまだ埋もれた(自分が知らないだけ)の遺構がたくさんあるようです。

帰り道、北陸線をくぐるトンネル(と言うのか?)がかわいかったので、写真を撮っていますね。いつも通る場所なんですが。
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おしまい

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