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山中廃徊記

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さて、まずは崩落現場を見に行きましょう
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現場は、この黒い管を超えて20mほどのところ(A)とそこからさらに10mほど先(B)の2ケ所です。合わせて1ヶ所とも考えられますが、Aが法面崩壊で路面が埋まっているのに対して、Bは路盤そのものが抜けてしまっているので、別のものと考えたいと思います。
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Aは小石が積み重なったような斜面で、足元から崩れていくので体重を支えてくれません。斜め上に巻き気味に横断します。まあこちらは簡単
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問題はBです。すでに本来の路面から5mほど上がってきてます。この横断は怖い。
観察することしばし。点線は横断できそうなコース。実線は本来の路面と思われる平場です。
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写真では分かりにくいですが、かなりの斜度で祖父谷川まで30mばかり落ちてます。ここはトラロープがほしいところです…

反対側から見た現場の様子。こちらの写真はセロ尾さんのこの記事中からお借りしたものです(セロ尾さん、ありがとうございます)
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さて十分観察したし、行きますかね。










慎重に第一歩を踏み出した途端、どこかで「キャ〜」というような声が聞こえたような気がしたと思った刹那、足元が崩れ落ちました。
とっさに右手の木を掴もうとするものの、幹が太すぎて掴めません。
やばい!!!
冗談抜きで夜這いやばい(T_T)

その時、輪っか状の蔦が垂れているのが見えたので必死に掴むと何とか止まりました。見れば落ちたのは7~8mほど。
慎重に登り返して先ほど観察していた場所にへたり込みましたよ。次回トラロープを持参するまで、ここは封印させていただきます。
ちなみに、先ほどのセロ尾さんの写真に付け加えると、こんな感じ
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まあ、地図によるとこの真上20mほどのところに折り返してきた林道が走っているわけで、無理にBを通過する必要もないのですが。
と思いつつ上を見ると堰堤が見えます。谷筋でもないので山止工かな?でも堰堤の上になんか見えません?
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擁壁!!…ですね  しかも右から左へ登り勾配の
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その上は廃林道か?
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もはや斜面と一体化して、これだけではよくわかりません。実はこの上にもう1つ堰堤があって、そのさらに上に林道が走ってます。上の地図中、緑の線で表したように登ってみるとその様子がよくわかります。
下の写真もセロ尾さんにお借りしたもの。場所的にはこの謎の擁壁の近くになりますが路肩工が、この謎の擁壁と同じです。
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下の地図の緑のような道(祖父谷林道旧道!!)を妄想してしまいます。
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妄想ですが、等高線を2本も横切るような現道よりよほど穏やかな道形だと思うのですがいかがでしょうか。ヘアピンはきついですけどね。

さて、本日は下見ということでこれ以上深追いはしません。この辺で次なるターゲットに向かいましょう。
コッテジさんの指摘された、堰堤右側の道とその周辺です。

つづく

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