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向之倉-桃原道リベンジ

6日は気温こそ低いものの、晴天・微風で山歩きにはもってこいの天候でした。これは行くしかあるまい…ということで本年初出動となったわけです。
最初は鳥越方面に行こうかと思いましたが、ちょうどsero-さんが鉄砲を撃ちまくっておられる時期で危険なので、多賀方面に行くことにしました。
前回からの心残りである、向之倉と桃原をつなぐ古道の完全制覇、リベンジマッチであります。
お約束の地図を…
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地図中、青は今回歩いた道、緑はすでに踏破済み、赤は未踏破です。赤はまた現存するのか怪しい道でもあります。
これらは、すでに30年以上前に「鈴鹿の山と谷」の中で、著者の西尾寿一氏をして「荒れておりとても歩けたものではない」と言わしめた道です。

今回は、スクーターで林道終点まで登ります。しかし激坂で、非力なスクーターでは補助エンジン(脚)を使っても20km/hがやっとです
やっと着いた終点の駐車場。ここにスクーターを停めて、少し戻り地図に忠実に歩いてみようと思います。
その前に、井戸神社の大カツラを拝みに行きましょう。
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樹齢400年だそうです。夏にはあまり来たくない、じめじめした場所です。

では古道探索に出発します。まずはここ。右手斜面の上に最初に土蔵が見え林道が右にカーブして村の中心に入る、そのカーブの少し手前。
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ここを右に入って行きます。斜面と区別つきませんが、よ〜く見ると道らしきものがあるような気がします。
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ここですね。
で、いきなりこれだもん道なんてありゃしない…
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帰宅後、GPSのログを見てみると全体的に谷側に10mほどずれてます。これは誤差の範囲内でしょうか?
中間部では30mほど離れています(地図中の赤丸の部分)ちょっと離れすぎですねぇ。

と思いながら、前回とほぼ同じルートを辿っていると、前回の到達地点にやって来ました。後はこんな感じ。向之倉は写真の右奥になります。
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そして、前方はこんな
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地図によれば、あと150mほどで180度向きを変えて右手の尾根に登るように道が付いてることになってますが。
このあたりかなと左右を見廻してみますが…
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右手の尾根に登って行く道らしきもの発見
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たぶんここで間違いないでしょう。地図ロイドくんも「ここや!」と主張してますし。
まあ道らしきものといってもこの程度ですが
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写真では分かりにくいですが、中央少し右寄りに道のようなものが見えます。
で、我慢して辿ることしばし。突然に…
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よく踏み込まれた旧道が現れました。
そしてここから歩くことわずか5分。最初に桃原から到達した、「火の用心」の立看のある峠状の地点に着きました。
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この立看、送電鉄塔の巡視路の分岐に建てられている物で、桃原からの旧道が迷いようのないよく整備された道であったのも、ひとえにこの立看のおかげだろうと思います。その感謝の意味も込めてこの先にある鉄塔を参拝することにします。
名前は・・・「北近江182」
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なかなか男前ではありませんか
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眺めもすばらしく琵琶湖が一望できます。
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写真ではどこが琵琶湖かわかりませんな


さてこれで、懸案であった向之倉-桃原道がつながりました。時刻も2時を過ぎているので帰ることにします。

当分来ることはないであろう向之倉の様子を、最後に少し。
村のメインストリート
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道なりに行くと「庄屋さんち」と勝手に呼んでいる立派なお宅
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崩壊が進んでますが、立派な家であったでしょうね。
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障子の奥に見えるのは壁板ではなく天井板です。
して、先ほどのメインストリートを左折すれば、このお地蔵さまがおられるところ。
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隣の集落に続く、すべての道が始まる地点でもあります。
当分来ないだろうけど、また来ます。その時はよろしく…とお願いしつつ帰りました。

おしまい

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もう正月も過ぎ、本日は5日です。
伊吹山中の廃村・大平寺をご紹介したくて始めたこのブログですが
年末には失速状態となってしまいました。今年もボチボチ、細々とやってゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

さて本年はじめは、一部の変態の方しか興味をもたれないであろう記事を…


それはこれ
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          横山隧道保存会会員募集のお知らせ


年末の大掃除の際、市の広報誌の中で発見したものであります。


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会長は北村與(与)作さん。やはり「隧道」を守る人は古風な名前がよろしい。

横山隧道ファンの皆様もぜひ会員に応募されたく…





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さて、向之倉から桃原への古道を探りましょう。
ここで、痛恨のミスに気が付きます。
じつは一週間ほど前にスマホを機種変したのですが、地図をDLしてなかったのです。
てことは、地図ロイドが使えない・・・と
ログは取っていますが、現在地を数字で示されてもねぇ
まあ紙の地図とコンパスはあるので、何とかなるだろうと思ってます、この時点では。

しかし、下の地図を見ていただければお分かりかもしれませんが、盛大な勘違いをやらかしてプチ遭難状態に陥るわけです。
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地図中、赤線がログを元にした実際に歩いた経路です。青線は点線の表示はあるものの全く痕跡のない道です。

まずはこちら
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このお地蔵さまのおられる場所、左側の石垣の途切れたあたりから、左へ登ってゆきます。
ほどなくT字路となるので右へ。3本ある道のうち真ん中の道を歩きます。
①の地点で、直接桃原へ通じる道に乗り移るため斜面を下ります。
すると、道形らしきものがあったので、これを南に辿ります。
帰宅後ログと照らし合わせると少しずれていましたが、これはログの誤差と考えてよいと思います。それほどしっかりした道形だったので。

しかしこの道もすぐに斜面に消えてしまいました。秋は藪も薄くて古道探索にはうってつけなのですが、斜面を埋め尽くす紅葉のじゅうたんによってあやふやの道が隠されてしまい、単なる赤い斜面にしか見えません。
谷底側に大きく外れて行ってしまいます。この谷を辿れば、古道に交差するはずなのでしばらくはこの谷底を辿ることにしました。

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右岸(左側)に道が付いてますが、山仕事の道でしょうか。あるいはこれが古道?
これも帰宅後ログと照らし合わせると、誤差の範囲内でこれが古道であったかもしれません。現地ではもう少し左上方にそれがあると考えていましたが。

ここで谷の向かい側に、人の手によると思われる謎の構造物を発見。
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この直方体で背もたれの付いた椅子のような岩、ひょっとして橋台ですか?なわけないか・・・

さて②の地点で、古道に復帰すべく斜面を直登することにしました。地図上ではすぐに古道と交差するはずですが
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あたり一面この状態で、どこが道やらさっぱりわかりません。
違う季節に来れば事情はまた違っていたかもしれませんが、今回この古道は無いと判断しました。
で、真ん中の道に復帰すべくさらに斜面を登ります。

ようやく尾根に上がってくる(③の地点)と
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素晴らしい!真っ赤なじゅうたんを敷き詰めた古道が残っていました。

紅や黄の木々がお日さまの光に耀いています。
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そしてこの先の古道はといえば・・・





どうですかこの美しい尾根道
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しばし、ふかふかの落ち葉に寝転がって休憩しましたよ。


地図上の点線路はこの先のピークをトラバースするようになってます。
嫌な予感がします。この時点で向之倉を発ってすでに1時間半、時刻は午後2時を回ってます。日没まではまだ2時間半ほどありますが・・・

そして、嫌な予感のする地点にやって来ました。予感的中!!それまでのすばらしい尾根道は④の地点で、ぷっつりと途絶えています。
わけのわからない斜面で暗くなったらシャレにならないので、ここは前回も歩いた尾根に逃げて、桃原道と向之倉道の合流点にあるビニールハウスを目指すことにしました。そこから先は暗くなってもなんとでもなりますので。

して赤い点線のように歩き始めた・・・つもりでしたが、実際は90°西にずれていたんですねえ。
実際にいた場所といると思っていた場所は直線で600mも離れてしまっていたのです。
ビニールハウス目指して谷に降り、下流を目指しますが当然見つかりません。
あるとすれば⑤のあたりのはずですがありません。谷底が薄暗くなってきて少々焦り気味です。
まあしかし焦っても仕方ないので一服しながら、地図を確認するとようやく乗る尾根を間違えたことに気づきました(遅っ)
もう少し下ることにして歩き始めると、20分ほどで右から左に流れる比較的大きな川に出ました。
この辺りで大きな川といえば…エチガ谷しかない、もしそうなら対岸の上部にアサハギ林道があるはず…下流(左)は河内方面だから上流は杉方面ということで右に向かいます。しかし河原から林道が見えない。しかし歩いていると河原の斜面に大量の大型ごみ等が散乱しています。それを見て、その上に林道があることを確信しました。
しばらく河原を歩いていると、左手上部に橋が見えました。10mほど上に林道があるようです。⑥の辺りで結構な急斜面を這いあがって道に出ました。
以前の写真ですが
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杉から保月に向かってアサハギ林道が左にカーブし、右に高室林道が分岐する地点から保月寄り約200mの地点でした。いわゆる「三合水」という場所の近くです。
振り返ればこんな感じ
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というわけで、今回はプチ遭難騒ぎを起こしつつも無事帰還できました。
まあここから、杉を経て来栖まで林道を下りさらに向之倉橋まで、バイクを回収するため延々7kmほど歩く羽目になるわけですがね。来栖に着いた頃にはあたりは真っ暗でした。

今回も歩けなかった道が残りました。また春にでも向之倉古道完全制覇に挑戦しなければ…と思う今日この頃であります。


おしまい
追記:本文中「アサハギ林道」と表記していますが、これはもちろん通称であり正式には「滋賀県・岐阜県道139号 上石津多賀線」というれっきとした県道です。
しかし規格的には「アサハギ林道」の方が相応しい名前だと思います。じっさい落岩橋から保月までは元々アサハギ林道だったわけですし…という、どうでも良い追記でした。

今度こそ本当に、おしまい

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ずいぶんとサボっておりました<(_ _)>
今回は、向之倉への古道を歩いてみたいと思います。
そして前回、桃原から向之倉への古道は時間的な制約により、途中までしか歩いていないので残りの部分を向之倉から探索して、繋げておきたいと思います。
地図の緑線は桃原古道探索の際に歩いたところなので、今回は赤線のように歩いてみたいと思って出発したわけですが・・・
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さて、まずは向之倉への古道を歩きます。
桃原古道の橋から河内方面へ約800mのところに向之倉への林道に入る橋が架かっています。
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車は橋を渡って右へ登って行きますが、古道は左へ、しばらくは芹川に沿って行きます。
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左を見るとこんな感じ。しっかりした道が残っていそうですね。
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振り返って車道を見ています
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比較的良い状態で道が残っています。
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あるいはこんな具合に・・・

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途中で林道に吸収されるもののしっかりとした道が残っています。桃原や屏風の古道と違い、崩落の跡などは全くありません。
これは今日は楽させてもらえるね〜と思っているわけですが、このあとやっぱりえらい目にあいます。が、それはまだ知る由も有りません。

この道、幅が2〜3mあります。人以外にも乗り物が走っていたのでしょうか。
現在の車道は廃村後に出来たものらしいので、向之倉の住民は須らくこの道を利用していたのです。

と、考えながら歩いていたら・・・草ヒロ発見(てスクーターですが)
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この道を走っていたのでしょうか???

晩秋ということもあり、紅葉がすばらしいですね。天気もまあまあだし。
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こちらは向かい側の甲頭倉方面の紅葉。
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今日は楽な旅なので、余裕ぶっこいて写真を撮ったり、休憩したりしてますが、それでも20分ほどで向之倉に到着しました。

ここでも、しばし見学と昼食のため大休止です。
こちらは元は立派な建物であったろうことを彷彿させます。
もう数年内には見られなくなるでしょうが・・・
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横にある便所。無断でお借りしました。
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そして、このお宅の表門。今年の雪に耐えられるのでしょうか。
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こちらは、「おくどさん」だけがかろうじて残っています。16年前に撮影された写真ではまだこのお宅も健在だったようです。
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さて村はずれの峠状の場所にやってきました。お地蔵さまがおられます。
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反対側から村の方を見ています。
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ここで、早めの昼食にしましょう。そのあとは後半戦、桃原方面の連絡道を探しにゆきます。

後編に続く

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滋賀県道 268号

昨日早朝のことですが、滋賀県道 268号を徒歩で往復してまいりました。
て、要するに伊吹山に登ってきたというだけのことですけどね。
みなさまよく御存じのように、滋賀県道 268号は「伊吹山上野線」という名が示す通り
表登山道のことであります。

滋賀県道 268号、七合目付近の現状
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所々にあるこの標石が県道である証し。
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あいにくガスがかかってとても寒い山頂でしたが、お花畑にはアキノキリンソウやイブキトラノオの名残、コイブキアザミなどが群生しています。
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そして、秋の花といえばこちら、イブキトリカブト。きれいな花ですが全草に毒があり、特に根は猛毒だとか…
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五合目付近ではススキとエノコログサで埋め尽くされています
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以上、県道 268号より深まる秋の便りをお届けしました。

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